2020.12.20
【フォニックスとは】
フォニックスの基本は、26のそれぞれのアルファベット文字(letter)がもつ『音』です。そしてその『音』を足し合わせていくことで単語(word)の読み書きにつなげていきます。
では、アルファベット文字がもつ『音』とは何でしょうか。
「a=エイ」「b=ビー」「c=シー」というのはアルファベットの『名前』であって、その文字がもつ基本の『音』とは違います。
フォニックスの『音』は、「a=ア」「b=ブ」「c=カ」です。
※本来カタカナで表記するものではないので、正しい音を表すことができないのですが、イメージだけ掴んでいただきたいと思います。
【フォニックス学習法の利点】
では、なぜエイ・ビー・シーといったアルファベットの『名前』で覚えるだけではいけないのでしょうか。
例えば、「b a g」と書いてあったとします。
アルファベットの『名前』を当てていくと、「b=ビー・a=エイ・g=ジー」。「ビー・エイ・ジー」…これでは何を表すのかさっぱりわかりません。
こんどは、それぞれのアルファベット文字がもつ『音』を当ててみます。
「b=ブ・a=ア・g=グ」。「ブ・ア・グ」「ブァグ」。
「あ、“かばん” のことか!」と、こちらは何を指しているのか理解することができます。
【フォニックス学習法と子供の学びのメカニズム】
フォニックス学習法は、 決められたルールに沿って進めていくだけの、 子供にとってシンプルで分かりやすいメソッドで、その先には「読み・書き」があり、自然とラクにそこに到達できるよう設計されている優れものです。
子供にとっては、まるでグロック遊びをしているような感覚で、『音』を組み合わせて単語を解読していくという、ワクワクドキドキする体験なのです。
また、システマティックに手順よく進んでいくこの学習法は、“取り入れた知識を整理整頓しながら物事を覚える” 幼児期の学びのメカニズムと相性が良く、子供たちにとって無理がなく、楽しく学べるのも嬉しいところです。
【従来の学習法との違い】
日本の従来の英語教育では、アルファベットの『名前』(エイ・ビー・シー)だけ覚え、文字がもつ『音』には注目しなかったので、単語を覚えるには丸暗記しかありませんでした。
一方、フォニックス学習法では、英単語のスペルを全て暗記に頼ることなどありません。また、アルファベット文字それぞれの『音』を組み合わせて単語を発音しているわけですから、結果として英語の発音が美しくなるのも特長です。
【フォニックスの授業】
《導入》
こちらのPhonics Alphabetブロックには、子供たちの大好きな要素(透明・小さくてリアル)がたくさん含まれていて、子供たちを「触ってみたい」「もっと知りたい」という気持ちにさせてくれます。
大文字に付いているのは、小文字とその文字から始まるモチーフ。「a, a, apple」「b, b, banana」という具合いにフォニックス学習に活用できるようになっています。
《文字を当てる》
①Phonics Alphabetブロックに付いているモチーフと、絵カードの絵がそれぞれ一致しているのを確認して、単語を発音します。
②ゆっくり単語を発音したときに聞こえてくる、それぞれの文字の『音』を当て、文字カードを置いていきます。「r-i-n-g」
③すべての文字が埋まったら、完成した単語(綴り)を読んでみます。「ring」
【自学ができる教材】
こちらのPhonicsカードは、付属のマスターピースを使って、子供が自分で学べるようになっています。
①描かれたモチーフの単語を発音してみる
②『音』を頼りに文字を当ててみる
③マスターピースを使って正解しているか確認
④誤っていたら修正
⑤正解!Good job!
この記事でご紹介した教材は、Edu Blanc 公式オンラインショップからご購入いただくことができます。
【英語で学ぶ幼児教室|英語教材 鎌倉大船校】
Edu Blanc インターナショナルスクール
神奈川県鎌倉市大船2-20-29花井ビル3F
☎0467-67-4889
2020.12.06
【歌から学ぶ】
いくつかあるクリスマスソングから、 歌から学ぶボキャブラリーシリーズより 『Rudolph the red-nosed reindeer』をご紹介します。
「歌から学ぶボキャブラリーシリーズ」は、歌詞の意味を魅力的なイラストで「見える化」することで、耳からの情報と目からの情報を同時に獲得していくものです。五感をフルに使って、体験を通して物事を吸収する幼児・学童期の子供たちは、こうすることで面白いようにボキャブラリーを吸収することができるのです。
学習テーマごとに “歌から学ぶ” スタイルをレッスンの導入として活用すれば、子供たちの興味をグッと惹くことができます。「そのテーマについてもっと知りたい」 という気持ちにつなげていくのがポイントです。
【アクティビティから学ぶ】
「Christmas」×「Shapes」
<Step 1〉 サンタクロースパズルの組み立て
①見本(Master piece)を見ながら、同じようにtriangleやcircleなどのshapesを使ってサンタクロースを組み立てていきます。
②arms, legs, hat など、ボディーパーツや物の名前をタグ付けしていきます。
<Step 2〉
完成したサンタクロースパズルについて、各パーツの形(shapes)に注目します。
①パズルのピースを形ごとに分類して、それぞれの台紙に置いていきます。
②rectangle, ovalなど、形の名称ラベルを各台紙にタグ付けしていきます。
【ストーリーから学ぶ】
英語の紙しばいシリーズより『Where is Santa Claus?』をご紹介します。
サンタさんがいない!…ということで、shapesを使ってサンタクロースを組み立てていくお話です。各ページでElfが次のパーツを持っているのがポイントで、それがサンタクロースのどのパーツになるのか考えながら進めていきます。
【英語で学ぶ幼児教室|英語教材 鎌倉大船校】
Edu Blanc インターナショナルスクール
神奈川県鎌倉市大船2-20-29花井ビル3F
☎0467-67-4889
2020.12.05
クリスマスやバースデイに『展開図から作るCake』と題して立体の学びはいかがでしょうか?子供たちの大好きなケーキ。ごっこ遊びを通して立体の学習ができるのがポイントです。
ケーキはショートケーキとチョコレートケーキの2種類!2個入り、4個入り、8個入り、16個入りと4つの異なるサイズをご用意しています。
~応用編~
「アソート:詰め合わせセット」さまざまな大きさのケーキを組み合わせて、箱にピッタリ収まるように詰め合わせをつくってみます。組み合わせのパターンをいくつ考えることができるかな?
【学びのポイント】
▪直角三角形を2つ組み合わせ長方形をつくる。
▪サイズ違いの直角三角形を組み合わせ長方形をつくる。
▪デザイン性、パターン
※2種類のケーキの詰め方によってできる柄(パターン)を楽しみます。
【展開図の内容】
直方体(ケーキボックス)×1
〔2個入りケーキ用〕
直角三角柱(ショートケーキ)×1
直角三角柱(チョコレートケーキ)×1
〔4個入りケーキ用〕
直角三角柱(ショートケーキ)×2
直角三角柱(チョコレートケーキ)×2
〔8個入りケーキ用〕
直角三角柱(ショートケーキ)×4
直角三角柱(チョコレートケーキ)×4
〔16個入りケーキ用〕
直角三角柱(ショートケーキ)×8
直角三角柱(チョコレートケーキ)×8
【この教材から学べること】
・平面から立体を想像する力。
・図面から立体を組み立てる力。
・手先の器用さ。
・自分で作ったものを遊びに活用⇒ 物を大切にする心。
【英語で学ぶ幼児教室|英語教材 鎌倉大船校】
Edu Blanc インターナショナルスクール
神奈川県鎌倉市大船2-20-29花井ビル3F
☎0467-67-4889